
なんだかここ最近ずっと肌がかゆい!!しかも湿疹ができてる!!かゆすぎて我慢できずにかいていたらどんどん悪化していく!!これってもしかして…アレルギー?!え?!何のアレルギーだろう?!?!
そんな状態のアナタ……とりあえず病院に行って診てもらいましょう。
なにが原因でアレルギー症状が出ているかは、病院で診察や検査などを受けないとわかりません。
ですが、日本では何かしらのアレルギー症状がある人の7?8割はダニ・ハウスダストが原因と言われています。
食べ物や金属など特定のものに反応するのではなく、長い間よくわからないけどかゆいという方、もしかしたら原因はダニかもしれません。
私も、ある時期から肌のかゆみに悩まされていました。
最初は、なんだろ??あせもかな?くらいにしか思っていませんでしたが、かゆいまま放置してしまい、そのうち湿疹が悪化した状態になり(後半でご紹介します!)跡が残ってしまっていました…。
肌に湿疹の跡が残ってしまうなんて嫌ですよね。
そうならないためには早めに対処することが大切です。
そこで、今回はダニアレルギーによる、かゆくてつらい湿疹の特徴を詳しく見ていきます。
これを読んで、私も同じ症状だ!あせもじゃなかったんだ!という方は、早く原因をつきとめて、かゆみから開放されましょう!
ダニが原因でアレルギー症状が出るって本当?
ダニアレルギーでは、ダニが原因となり様々なアレルギー症状が起こります。
室内に生息していたダニの死骸やフンが、時間が経って乾燥し、細かい粉状となり空気中を舞い、人間の体内に侵入することでアレルギー症状を引き起こすのです。
また、ダニは高温多湿の環境を好むため、日本では特に夏頃になると爆発的にダニが増殖し、その後ダニアレルギーに悩む方が増加します。
花粉の時期が過ぎてもアレルギー症状が出るということはありませんか?
私は自分の症状が花粉症なのかも?と思っていた時期もあり、花粉の時期が過ぎるのを待っていましたが、ピークが過ぎても症状はおさまるどころか悪化するばかり…。
ダニの仕業とは思わず、対処をするのが遅れてしまいました。
そうなる前に!
次に紹介する症状がある方は、ダニが原因のアレルギー症状を疑いましょう!。
知っておきたい!ダニアレルギーの症状とは?
ダニアレルギーではダニが生息する場所であれば季節を問わず症状を発症します。
ここが花粉症との違いですね。
では、具体的にはどのような症状があるのでしょうか。
見ていきましょう!
ダニが原因で起こるアレルギー症状
アレルギー性結膜炎
症状…目のかゆみ・充血
ダニや花粉などのアレルゲンが目に入り込み、炎症を起こします。
目がかゆくて涙がとまらなくなる…ということも。
アレルギー性鼻炎
症状…くしゃみ・鼻水・鼻づまり
鼻からアレルゲンが侵入することで、三大症状といわれるくしゃみ・鼻水・鼻詰まりなどの症状が出ます。日本人は5人に1人がこの鼻炎を持っていると言われています。鼻水はサラサラと水っぽいのも特徴です。
気管支喘息
症状…咳・呼吸困難など
気道にアレルゲンが侵入することで、気道が炎症を起こし、空気の通り道が狭くなります。
そこに、痰が出てさらに気道が狭くなることで、呼吸困難・咳・ヒューヒューとした呼吸音などの症状が出ます。
アトピー性皮膚炎
症状…かゆみ・湿疹など
かゆみを伴う湿疹を繰り返し、慢性化した皮膚炎です。
皮膚が乾燥し、かゆみを感じやすくなること、その上、爪で皮膚をかくことで皮膚表面の角質を傷つけ、ダニなどのアレルゲンが侵入しやすい状態になることで、さらに症状が悪化するという悪循環に陥り、慢性化してしまいます。
アトピー性皮膚炎については、お子さんの症状に悩むご家族も多いのではないでしょうか。
無意識にかいてしまうお子さんを見るのは心配でつらいですよね。
実はこのアトピー性皮膚炎、1歳までに65%、5歳までに90%が発症すると言われています。
発症した人のうちで、6ヶ月以上(乳児の場合は2ヶ月以上)症状が続くと、慢性のアトピー性皮膚炎と診断されます。
アトピー性皮膚炎にはどのような特徴があるのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
かゆい湿疹!アトピー性皮膚炎による症状とは?3つの特徴をご紹介!
アトピー性皮膚炎では、大きく分けて3つの症状が見られます。
それは①湿疹 ②乾燥肌 ③かゆみ です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
湿疹
湿疹とは、かゆみを伴う赤い発疹のことです。
最初のうちは、赤く・湿ったジクジクとした発疹が出ますが、治らないまま長期化すると、発疹部が乾いてきて茶色みがかり、皮膚表面が厚くゴワゴワとした状態になります。
乾燥肌
文字通り、乾燥した肌のことですが、悪化した場合は皮膚表面にヒビが入ってしまったり、白い粉が吹いた症状が見られたりすることもあります。
こうした乾燥肌は、皮膚が本来持つバリア機能を失っているため、ダニなどのアレルギーの原因となる物質が肌表面から侵入しやすい状態になっています。
一般的にも知られていますが、特に空気が乾燥する冬には乾燥肌がひどくなります。
かゆみ
上記に紹介した、湿疹・乾燥肌はかゆみを伴うことが多いです。特に湿疹は強いかゆみを感じます。アトピー性皮膚炎は、症状が悪化すると全身が強いかゆみに襲われ、夜も眠れないほどの辛い症状が続きます。
私は腕に湿疹が出て、かゆいまま放置してしまったので、悪化した状態で跡が残ってしまいました。跡が残ってるときは、半袖を着るのも抵抗があるし、かゆくてつらいだけでなく、気持ちも少し沈んでしまいました。
湿疹の症状が起こりやすい部位とは?
アトピー性皮膚炎で見られる症状をご紹介しました。
最後に、湿疹をはじめとする症状が起こりやすい身体の部位を顔・上半身・下半身別にご紹介します。
湿疹が出やすい部位
- <顔> まぶた
- <上半身> 首・ひじの裏側・お腹
- <下半身> お尻・ひざの裏側
まぶたや、首などは中々隠せない場所なので気になりますよね。
自分や家族の湿疹症状はどこに出ていますか?確認してみましょう。
まとめ
- ダニの死骸やフンが原因でアレルギー症状が出る。
- ダニアレルギーは季節を問わず発症する。アレルギー性結膜炎、鼻炎、気管支喘息、アトピー性皮膚炎など。
- アトピー性皮膚炎の主な症状は、湿疹・乾燥肌・かゆみ。
- まぶた、首、お腹、ひざ・ひじの裏側、お尻に湿疹が出やすい。
湿疹は子どもに多い症状でしたが、近年は大人になってからダニアレルギーを発症し、湿疹などの症状に悩む人も増えています。
つらい症状は放っておかず、病院で診察・検査を受けて原因を明らかにしましょう。
もしダニが原因であれば、生活環境をできるだけ清潔に保ち、ダニが増殖しない対策を行うことが有効ですよ!