
体の柔らかい部分を刺してくるダニ。
体を刺されることはよくありますが、顔まわりを刺されたという話は聞いたことがありません。
実際に顔をダニに刺されることはあるのでしょうか?
ダニに刺されるとかゆくて掻いてしまい、湿疹の治りを阻害してしまいます。
そうすると治ったあと茶色い跡が残ります。
その跡が私は1年以上治っていません。
少しは薄くなってきましたが、完全に跡が消えるまではもうしばらくかかると思います。
顔にその茶色い跡が残って欲しくないですよね。
この記事を読めば刺されたのがダニであるかどうかの判断基準と湿疹が早く治る方法がわかります。
ダニに刺される体の部分は?
布団にいるダニは、体の柔らかいところを刺してきます。
柔らかいところというのは、二の腕や背中、太ももの内側などです。
ダニからしてみればなるべく少ない労力で人の体液や血液を吸いたいわけです。
わざわざ硬い頭などを刺していたら労力と報酬が見合わないと思います。
人にかゆい思いをさせるダニにも種類がいます。
イエダニとツメダニです。
イエダニは前述したような体の柔らかい部分を刺してきますが、ツメダニは違います。
ツメダニは布団と接している部分を主に刺すのです。
イエダニもツメダニも刺した跡の湿疹は変わりません。
ダニに刺されると蚊に刺されたような跡の湿疹が1ヶ所に集中してできることがあります。
まれに近くを刺してくる蚊もいます。
ダニが顔を刺してくる可能性はあるのか?
私はダニが顔を刺してくる可能性は低いと思いますが、完全にないとは言い切ることができません。
しかし、私がたまたま刺されたことがないだけなのかもしれないため、断言することはできないのです。
ダニが顔を刺してくる可能性が低いと私が思うのは、顔には顔ダニというダニが住んでいるからです。
種類が異なるダニ同士のテリトリーを守るために、お互いに距離感をとっているのではないかと私は考えます。
顔ダニというのは人の顔に多くみられるダニで、油脂や古くなった皮フ細胞などを食べながら生活しています。
顔ダニは1つの毛穴に約5匹ほど存在しており、顔には約200万匹もの顔ダニが生活しているのです。
顔ダニは布団にいるダニとは異なり、人の体液や血液を吸うことはしません。
縦長の体を毛穴に顔を突っ込み油脂などを食べています。
自分の毛穴に顔ダニがいるなんて想像すると少し気持ち悪いですが、数が増えすぎない限り人に害はありません。
顔ダニは日中は毛穴の中に潜んでいるが 夜暗くなると毛穴の外に出てきて皮フの上を交尾のために動き周る
毎晩暗くなると顔ダニは、私たちの顔の上でワサワサとうごめいているわけです。
そこにわざわざ布団のダニが入っていくとは考えにくいです。
どんな生物でも距離を保って生きているのです。
しかし、どんなことにも例外はあります。
顔ダニが顔のそこらじゅうにいたとしても、ズカズカと押し入って吸血または体液を吸う図太いダニがいるかもしれません。
もし顔にできた湿疹がとてもかゆく作業に集中できないほどであれば、その湿疹はダニ刺されによるものだと思います。
顔を刺してきたのは蚊かもしれない
ダニが活発に活動する6月~7月は、蚊も活動しています。
蚊も顔を刺してくる事がたまにあります。
蚊
- 刺されてもある程度のかゆさで、作業中かゆみが気になっても集中することが可能
- かゆみも2~4日ほどしか続かない
- 刺された跡の腫れている部分が柔らかい
ダニ
- かゆみが強いため作業に集中できない
- かゆみを意識してしまい、刺された箇所を掻かずにはいられない
- かゆみが1週間ほど続く
- ひどい時には1週間以上続くこともアリ
- 刺された跡の晴れている部分にしこりがあるように固くなる
起きている間であれば蚊に顔を刺されることはないと思いますが、寝ている間は刺されてしまいます。
私が蚊に顔を4箇所刺された時には、大変でした。
顔の目立つ部分にピンク色の小さな湿疹が4つもあると目立ちますよね?
湿疹の赤みが引くまでの間、私と顔を合わせる人がみんなして蚊に刺された跡をチラチラと見てくるので、とても恥ずかしかったです。
顔に刺された跡が残らないように
刺されたのがダニであれ蚊であれ、とにかく掻かないようにしましょう。
湿疹を掻けば掻くほど皮膚が傷つき、跡が残りやすくなります。
かゆさを抑えるためには、湿疹を冷やしたりかゆみ止めを有効活用すると効果があります。
湿疹を保湿することでもかゆみを抑える事ができます。
保湿するにはハンドクリームではなく、ワセリンなど不純物があまり混ざっていないものを使用しましょう。
刺された跡は炎症が起きており、デリケートになっているからです。
湿疹を保湿することでかゆみを抑えられる事ができ、なおかつ早く治す事ができます。
キズパワーパットのような傷口の治りを促進するものを貼り付けてもいいのですが、かゆみが強くなる場合もあるので注意してください。
かゆみに耐性がある方や刺された跡を絶対に残したくない方にはオススメかもしれません。
私が顔を蚊に刺されたときは、とにかく保湿していました。
かゆみが出たり、湿疹の表面が乾いたりしたらすぐさまワセリンを塗ったものです。
そのかいあり、刺された後の赤みがすぐに引き、跡も残りませんでした。
まとめ
- ダニは太ももや二の腕といった柔らかい部分を刺してきます
- ダニが顔を刺してくる可能性は低いです。100%刺されない訳ではありません
- 蚊刺された跡とダニに刺された跡は似ています。ダニに刺された跡は固くなります
- 刺された跡が残らないように、刺された箇所を掻かずに保湿をしましょう
今回は、ダニに顔を刺される可能性があるのかどうかについてや、顔をダニなどに刺された場合に跡が残らない方法などをご紹介しました。
ダニに刺されてしまったときには跡が残らないように、しっかりケアしてあげる事が大切です。