
顔に突然できた赤い湿疹。
顔にできるのは大体ニキビだと思いますよね。
その湿疹は隠れたダニ刺されの恐れが。
マスクをすることで顔が湿った状態が続き、ニキビができやすくなります。
顔にあるニキビのうちどこかにダニ刺されがあったとしても気がつかないこともあるかもしれません。
ニキビはダニ刺されとは違い、できると痛みを伴うことが多いですが、かゆみを伴うニキビができることもありますよね?
ダニ刺されと同じようにニキビがかゆい場合見分けがつきにくいです。
ニキビとダニ刺されは見た目もそっくり。
両方とも赤みを帯びた湿疹に見えます。
見た目だけではダニ刺されとニキビの違いがよく分かりにくいです。
ダニ刺されとニキビの違いはどこにあるのでしょう?
ニキビとダニ刺されではできる原因も違います。
ダニ刺されとニキビの違いは何なのか?
明確な違いがあるのかどうか書いていこうと思います。
ニキビが顔にできる理由とは?
そもそもどうして顔にニキビができるのか?
顔は体の中で特に油分が発生しやすい場所だからです。
- 生活習慣が乱れている
- 食事を1日に3食とらない
- お酒の飲み過ぎ
- 脂分が多い食べ物を多くとる
- 水分をあまりとらない
- ストレスが強い
上記に当てはまる人はニキビができやすくなるって知ってました?
ニキビは体質も関係しているんです。
分泌された皮脂が毛穴に詰まることで炎症が起こります。
するとニキビができる。
肌は4週間ほどかけて新しく変わります。
この新しく変化することをターンオーバといい、このサイクルが乱れるとニキビはできやすくなります。
肌のターンオーバーを正常に戻すために食生活や睡眠時間を見直したり、ストレスをなるべく溜め込まないように生活しましょう。
アクネ菌がニキビを悪化させる原因に
アクネ菌は皮膚のどこにでも存在している菌ですが、皮脂を好み増殖。
特にアクネ菌は皮脂が詰まった状態になった毛穴で増殖し、ニキビが悪化させることになります。
マスクを日常的にしていると湿気が顔にこもるので、アクネ菌が増殖。
ニキビができやすくなります。
こうしてみてみると皮脂がニキビを作る大きな原因に見えます。
しかし、皮脂は肌を保湿し、肌を守っている重要な存在。
適度な皮脂の量が分泌されていれば問題はないですが、皮脂が過剰に分泌されるとニキビができやすくなります。
ニキビに悩まされているのは思春期の子供だけではありません。
20~30代の方もニキビで悩んでいます。
かく言う私もニキビには悩まされました。
私の場合は水分不足も関係していたので、水分積極的に摂るよう心がけました。
あとは化粧水などを使用することで改善しました。
化粧品を使うのは少し抵抗がありましたが、勇気を出して使ってみて良かったです。
やはり化粧水を使ってみるとニキビのでき方や肌の調子が違います。
ダニ刺されとニキビの違いは?
ニキビとダニ刺されの違いを箇条書きでまとめてみます。
- 毛穴が詰まって炎症を起こすと発生する
- 掻いたりいじったりすると痛みが出る
- また、白い膿が溜まってくることも
- ニキビができる前に肌に痛みがある
- よく触る部分にできやすい
- ダニに刺されることでできる
- 掻いても皮膚の内部が痛くなることはない
- かゆみが長引く
ニキビは毛穴が詰まることによって炎症が起こります。
毛穴が詰まると細菌が増殖。
細菌の増殖を抑えるために白血球が集まって細菌と戦います。
顔をよく触れる癖がある方はニキビが比較的できやすくなります。
手には思っているよりも多くの雑菌がいます。
いろいろなところを触った手で顔を触れると雑菌が顔についてしまうのです。
するとニキビができやすくなる原因となります。
ニキビがかゆいのはできたばかりの頃と治り始めたときです。
かゆみはダニ刺されよりも長引かないです。
ここがダニ刺されとニキビの大きな違いかもしれません。
ダニ刺されはニキビとは違い表面だけの症状が現れる気がします。
ニキビは体内にある毛穴で起こった炎症が皮膚まで出てきています。
ダニ刺されよりもニキビの方が炎症の規模が広いです。
ダニは体長が1ミリにも満たないため、皮膚を刺してきたときそんなに深くはさせません。
そのため、炎症が表面だけで済むのだと思います。
ここが炎症の規模の違いにつながってくるのだと私は考えます。
ダニ刺されは、ダニが人の体を刺したときダニの体液が体に入ることで炎症が起こります。
ニキビとは違い他の生物の唾液が入ってしまうので、アレルギー反応が出てしまうのです。
アレルギー反応によって細胞にかゆみ成分が発生し、細胞が脳にかゆみの信号を送ります。
この反応が長く続くため、かゆみが長引くのだと思われます。
ダニ刺されの場合は、かゆみが強い印象があります。
顔をダニに刺されないように対策をしよう
ダニが多く存在している布団の掃除を欠かさないようにしましょう。
ダニの中でも人を刺してくるのは、2種類のダニ。
ただ単純に人の血液を狙ってくるイエダニと他のダニと間違えて刺してくるツメダニがいます。
イエダニの方が顔を刺してくる可能性が高いと思われます。
体の柔らかい部分を刺してくるイエダニがいる場合は、布団をコインランドリーにて30?60分乾燥させてから洗濯すると退治できますよ。
乾燥機にかけると熱でダニは死滅。
その後、洗濯でダニの死骸を洗い流します。
ダニが熱で死滅しなかった場合でも、ダニは高温で動けなくなるそうなので、動けなくなった状態のダニを洗濯して洗い流しましょう。
体が布団に面した場所を刺される場合、ツメダニが刺していることが多いです。
イエダニでもツメダニでも湿気が多い場所を好み、湿気が多い布団では数が増えやすくなります。
逆に布団の湿度を下げることでダニの増殖をある程度妨げることが可能。
布団が乾燥するように布団乾燥機をかけたり、布団を干したりしましょう。
ニキビとは違い生活習慣などを見直さなくてもできるので、ダニ刺されは案外思っているよりも簡単に対策できますね。
私が布団のダニで困っていたときには、上に書いたコインランドリーで乾燥させてからの洗濯がよく効きました。ようやくダニ刺されを恐れることなく安心して眠れたことをよく覚えてます。
まとめ
- 顔にニキビができやすいのは、顔は皮脂が出やすい場所だから
- ニキビとダニ刺されの違いは、かゆみが長引く期間の長さの違い
- ダニにはコインランドリーで乾燥させてから、洗濯が有効
ニキビとダニ刺されの違いについて書きました。
顔にできた湿疹がニキビなのかダニ刺されなのか判別できたでしょうか。
ダニに刺されないようにダニ対策を忘れないようにしましょう。