子供に赤いぷつぷつが、、、ダニ刺され症状とその対策

赤ちゃんと違って私の子供は3歳。

軽いケガや体調の変化は当たり前になってきたが、朝起きていきなり腫れてたら心配になる。
赤く腫れる症状が出るのはダニ症状ではないこともあるみたいなので自分なりに調べるべきだと決心。

お子さんが布団から起きてきて赤く腫れているのが心配と思う人にこの記事を読んでいただけたらと思います。
読んだ後はダニ刺され症状以外との区別とその対策がわかって安心して頂けます!

赤いぷつぷつ?子供のダニ刺され症状の特徴

私の子供も3歳でいろいろな言葉をしゃべってくれます。
しかしまだ赤く腫れていること、かゆいことの原因はわかりません。

父親としてわが子の症状をわかってあげたいと思い、子供のダニ刺され症状をまとめました。
ダニ刺され症状は

  1. ダニに噛まれた歯形のポツポツ
  2. 0.5~1cmほど刺された箇所が赤く腫れる

ということが特徴です。
しかしあせもや他の虫に刺された際もそうなるのでは?
私もそう思いました。

詳しい判別方法は後でに書いていきます。
もう少しダニ自体の特徴から症状を説明します。

ダニは5月ごろから9月ごろに増加しやすい

なぜかというと雨が多い梅雨や台風、秋雨の時期だからです。
この時期に赤いぷつぷつがあればダニの可能性が高いと思って下さい。

またダニが噛む場所は、噛みやすい柔らかい部分を好むようで二の腕やふともも、ワキやお腹などが多いです。

そしてダニは夜行性なので暗い所に隠れようとします。
そのため肌が露出しているところではなく、衣服に隠れているところを狙ってきます。

湿気の多い時期、太ももやお腹など柔らかいところが、かゆいと子供が言ってきたらダニです。
症状は続いても1週間みたいなので、すぐに良くなるよーと安心させてあげましょう。

それホントにダニ刺され症状?

ダニの多い時期に症状が出たらダニ刺され症状です。
しかしよくよく考えたら、他の虫かもしれないし違う病気でも赤く腫れることはあります。
すぐ思いつくのは「」や「ノミ」です。
これの区別は簡単です。

  1. ダニは蚊やノミより10倍以上小さい
  2. 噛まれた場合に0.5-1cm程度の症状であればダニ

蚊に食われた場合は赤いぷつぷつはあまりできず、腫れるという経験があなたにもあると思います。
ノミは目に見える場所をたくさん噛むことが特徴でかゆみが長く続き、場合によっては水泡ができます。
噛み跡のポツポツがなければ蚊、腫れ方がひどければノミと思っていただいて大丈夫です。
皮膚が赤く腫れる病気もあります。
多いのは「あせも」です。

あせもは汗が長時間たまることで皮膚に起こる炎症

ダニに噛まれた特徴として衣服に隠れたところで柔らかい場所がありました。
一方、汗が溜まりやすいところと言えばひじの裏やひざの裏、首元など動きが出やすいところなのでダニが噛みづらいところです。

範囲が広く、且つ汗が溜まりやすいところは「あせも」です。
あくまでインターネットで調べた、素人判断。

テレビを見ていると気づかない隠れ病の話を聞くこともあるので珍しいけどこんな可能性もあるということを調べました。
ここでは「接触皮膚炎」と「帯状疱疹」の特徴を書きます。

接触皮膚炎
俗に「かぶれ」とも言われる。
特定の原因はなく身の回りのほとんどのものが原因となる。
何らかの物質が皮膚に接触することで、その刺激やアレルギー反応がきっかりとなりかゆみを伴う湿疹ができる。

帯状疱疹
ヒトヘルペスウイルスが原因(いわゆる水ぼうそう)。
痛みを感じた後に帯状の紅斑、人によっては水ぶくれができる。
もともと神経の根っこ(神経節)の部分にウイルスを持っているので、疲れがたまったり体調が崩れたときに出る人が多い。

小さいダニが噛んだ後が目に見えれば、基本的に間違えることはなさそうです。

しかし徐々にその範囲が大きくなってきたり、1週間以上続く場合は違う病気の可能性もあるので、その時は近くの皮膚科でご相談下さい。

これで安心!ダニ刺され対策

自分の子供が他の虫でもない、他の病気でもない。
ダニに噛まれた症状で赤いぷつぷつができていると断定できた。

しかしまだまだかゆい様子でかわいそう。
かゆいならかゆみ止め。

私はなぜか蚊に食われることの多いためムヒは常備してある。
かゆみ止めならすぐに塗ってあげることはできるのだが、ダニは病原体を持っていることがある。
皮膚科の医師も推奨する正しい方法を説明します。

ダニを除去するのが第一優先

慌てて指先で引っ張ってしまうと口器といわれるダニの口先が残ってしまうのでピンセットを使って下さい。

また無理やり引っ張るのではなく、取れないと思ったらワセリンなどの軟膏、または油を塗って30分放置すると取れやすくなります。


ダニを取ったまたはそもそもダニがいない、その場合に次にやることはしっかり洗うこと。
噛まれた跡、周りにも病原体が存在しており、そのまま放置するとそれが皮膚に悪影響を与えてしまう可能性があります。

そのため流水できれいに洗います。
基本的なダニへの対処は以上です。

かゆみ症状もかゆみ止めで1週間もせずに治るのがほとんどです。
しかし範囲が広かったり、腫れやかゆみが強い、1週間以上続く場合は近くの皮膚科受診をおすすめします。

よく聞くステロイド剤。
かゆみや腫れのそもそもの原因である炎症自体を抑える薬です。
弱いタイプであればドラッグストアで市販されています。しかしそれでも副作用はあります。
それも一度使ってみて変わらない、ひどくなった場合は医師に相談して下さい。

まとめ

  • 赤いポツポツと0.5~1cmほど赤く腫れる
  • 範囲が広く、且つ汗が溜まりやすいところは「あせも」
  • ダニを除去して、流水で洗う

他の虫と比べてもとても小さいダニ。
小さいぷつぷつができてかゆいときはダニだと思って下さい。
そして症状は短期間で収まるので怖がる必要はありません。

1週間以上症状が続く場合は皮膚科の受診を考えてみて下さい。
これで子供のダニ刺され症状への不安が消えましたね!