枕のダニが原因?ニキビは洗わないと増えてしまう理由と対策3つ

知らない間に増えてしまうニキビ。
見た目も悪いし痛いしで辛いですよね。

洗顔やスプレーなどいろいろ試したけど改善しない、とお困りの方も多いと思います。
実はその対策、的外れかも。

あなたを悩ませるニキビは、ニキビダニという虫が起こしているかもしれません。
ニキビダニは普段、人間と仲良く暮らすいい虫なんです。それなのにあることでニキビの原因になってしまう。

ニキビダニを知ることで、あなたのニキビが改善されれば、これほどいいことはないと思います。
今回はニキビダニが悪さをしてしまう原因と、その対策をお伝えしていきます。

ニキビダニはいい虫?悪い虫?

ニキビダニは、別名 顔ダニや毛包虫(ほうもうちゅう)とも呼ばれていて、体調は0.1~0.4mm、人間の毛根や皮脂腺に住んでいます。

ダニと名前がついていますが、実は私たちが知るようなダニではありません。
正確には節足動物に分類されています。

クモの仲間ということですね。

このニキビダニ、ひとつの毛穴に5~6匹、顔全体では200万匹ほど住んでいるといわれています。
それだけを聞くと恐ろしい感じがしますよね。

しかし、決して悪い虫ではなく、むしろ普段は肌に良い影響を与えてくれているのです。
というのも、ニキビダニは人間の皮脂をエサとしています。

余分な皮脂を食べてくれるんですね。

それによって皮膚のバランスを整えてくれる、とてもありがたい存在です。
なぜそんなニキビダニがニキビの原因になってしまうのでしょうか。

それはニキビダニの過剰発生

過剰に発生することによって、その分大量の死骸として皮膚の中に残ってしまいます。
これが毛穴を詰まらせてしまい、ニキビとなってしまうのです。

では、過剰な発生を防ぐにはどうすればいいでしょうか。
それは、脂っこいものを食べすぎないこと。

脂っこいものを食べると、皮脂の分泌が活発になってしまいます。
皮脂はニキビダニのエサになるので、どうしてもニキビダニが増えてしまうことは想像に難くありません。
ニキビが増えてきたと感じたら、脂っこいものを控えるとよいでしょう。

洗わないとニキビの原因に!身近なところに潜む皮脂

普段の生活で、顔に触れる機会の多い道具とは、どんなものがあるでしょうか。
見落としがちですが、メイク道具が当てはまりますよね。

ブラシやパフにも、知らず知らずのうちに皮脂が付着していて、そのまま放置しているとニキビダニのエサを増やすことになってしまいます。

私もこの記事を書いていてマジで洗わないとダメだと痛感。
肌荒れやニキビの原因になる可能性も大いにあるので、月一回程度でも専用の洗浄液で洗うことをおすすめします。

また、男性の場合はヒゲに気を遣う必要があります。

ヒゲは皮脂や汚れが溜まりやすいので、丁寧に洗顔して清潔な状態に保つことが重要

ニキビダニに効果のある石鹸が販売されているので、利用してみるのもいいでしょう。

顔だけでなく全身に使えて、保湿成分も配合されています。
洗顔をする際、ゴシゴシと豪快に顔をこすったりしていませんか?
その洗い方は肌を傷つけてしまいます。

洗顔のポイントは3つ

  1. 手のひらでよく泡立てる
  2. こすらず、泡で包むように洗う
  3. 拭き取りの際はタオルでおさえるように拭く、ここでもこすらない!

肌に負担をかけない洗顔を心がけて下さいね。

ニキビを減らすために!枕を清潔に保つ3つのポイント

長い時間顔に触れるものといえば、枕も挙げられますよね。

寝ている間はずっとくっついた状態である枕。そのままにしていると皮脂が溜まってしまいます。
枕も清潔に保ちましょう。
ポイントは3つあります。

  1. 枕カバーをこまめに取り替える
  2. 洗える枕を使う
  3. タオルを枕に敷く

あなたは普段どれくらいの頻度で枕カバーを取り替えていますか?
服や下着に関しては頻繁に洗っているけれど、枕カバーはそんなに頻繁に洗っていない、という方も多いのではないでしょうか。

実は私がそうでした・・・。

特に顔に触れる時間の長い枕だからこそ、清潔にしておきたいですよね。
とはいえ枕カバーを頻繁に洗うのも面倒だと思います。
そこで、洗い替えを2、3枚用意しておくことをおすすめします。

洗い替えがあることによって、「洗わなければいけない!」というストレスからは解放されるはずです。

そのほか、タオルを枕に敷いて寝る、というのもいいでしょう。
タオルであれば気軽に洗えるので、ハードルも低くなりますよね。

また、枕カバーだけでなく、枕も洗いたいところ。
枕は家庭で洗える素材と洗えない素材があるので、注意が必要です。
洗える素材は、

  • ポリエステル
  • パイプストロー
  • ビーズ

洗えない素材は、

  • そばがら
  • 低反発
  • ウレタン
  • 羽毛、羊毛

が挙げられます。
枕を清潔に保ちたいのであれば、家庭で洗える素材の枕を使った方がいいですね。

洗えない素材の枕にも、吸湿・放湿性やクッション性など、メリットが多くあります。
頻繁に洗うことは難しいかもしれませんが、定期的にクリーニングに出すことで清潔に保つことができるはずです。

まとめ

  • ニキビダニは悪い虫じゃない。脂っこいものに気をつけよう
  • メイク道具やヒゲの手入れも忘れずに
  • 枕カバーは洗い替え、枕は洗える素材を使おう

知らず知らずのうちに顔に触れているものって意外と多いと思います。
ニキビを減らすために、できることはやっていきたいですよね。

決して悪い虫ではないので、そこはご安心下さい。
皮脂に気をつけて、ニキビダニと仲良くしていきましょう!!