
ダニは部屋のいたるところに存在しています。
そんなダニの寿命は7日程度なのか!?
はたまた、どんな生態なのか。
畳や敷布団にダニが棲みつく理由は一体何故なのかなどをご紹介していきたいと思います。
ダニの寿命ってどれぐらい?
実はダニの寿命は平均して60日~90日程度です。
ダニの種類によっては更に長生きなこともあります。
ダニは一生のうち、40~100個ほどの卵を産みます。
卵から大人のダニになるまでおよそ3~4週間かかるそうです。
暑い季節になると、ダニが成長するスピードは早くなる
夏になるにつれて畳や布団にいるダニの数が一気に増えるのはこのためです。
私もダニが暑い時期に一気に増えたことがあります。
気温が高くなった夏、布団にダニがこれまでにないほど増えて、毎晩のようにダニに刺される自体に。
私がダニの存在を意識し始めたのはこの頃からでした。
ダニはどこからやってくるの?
ダニが家の中に入ってくる方法は諸説あるそうです。
ダニはその小さな体を生かして風に乗り空を飛んでやってくることもあります。
または、バスや電車の座席にいるダニが、座席に座ったとき衣服にうつることもあるそうです。
そもそもダニはどこにでもいます。
ダニの種類は異なりますが、外の葉の上にも人の顔にも見えないだけで存在しているのです。
でも安心して下さい!!
たくさんいるダニの中で人に害なすダニは全体のほんの少しだけです。
しかし害があるのは間違いありません。
イエダニはネズミや鳥などの血を吸って生きているので、イエダニが布団や畳に住み着いてしまうと人も体の柔らかい太ももだったり二の腕などが刺されてしまいます。
イエダニが毎日人を刺すことはありません。
ツメダニは他のダニの体液を吸って生きています。
イエダニ以外のチリダニやコナダニといったダニも多く生息している布団はイエダニにとって最高の狩場です。
イエダニは普段他のダニの体液を吸っていますが、たまに間違えて人を刺してしまうことがあります。
ダニはどこにでも生息しているんですね。
私は勉強するまでこんなに種類がいるとは知りませんでした。
名前にダニとついているダニが全て人を刺してくるわけではないと知って安心しました。
ダニが敷布団や畳に発生しやすい理由とは
ダニは湿度や気温が高い環境で活発になります。
湿度が60以上になる6月、7月、8月はダニが大量発生してしまうのです。
私たちは寝ている間に200mlの汗をかきます。
毎日寝ている布団は一晩のうちに約コップ一杯分の量の汗を吸っているわけです。
夏場は暑いのでそれ以上の汗をかいているかもしれません。
特に、私は汗っかきなのでもっとだと自信がアリ。
布団を万年床にしていると布団がずっとジメジメしている状態になるので、ダニが増えやすい状況になります。
お菓子など食べ物を食べているとき、気がつかない間にポロポロとこぼれてしまいます。
その食べこぼしを実はダニも食べているのです。
食べこぼし、はがれた皮フ、髪の毛などを食べてダニはすくすく成長します。
そのため、布団や畳のゴミやホコリを掃除機で吸っておく必要があります。
布団や畳がダニにとってパラダイスにならないようしっかりと掃除機をかけるようにしましょう。
私も布団を敷きっぱなしにていた時期がありました。
そのせいで、布団にいたダニの数が増え、たくさんダニに刺されました。
夜に布団で寝ていると、ダニが軍をなしてワサワサと私に近づいて?みつこうとしているようで恐ろしかったです。
布団や畳の寿命って?
布団や畳を長年使うとダニが増えやすくなります。
これは長年使うことで繊維と繊維の間が広くなりダニが入り込みやすくなるからです。
畳の寿命は10年程度
畳を敷いている部屋の湿度や日のあたり具合など様々な要因によって畳の寿命は変わります。
布団の寿命は、敷布団が3~6年、掛け布団は6~10年、羽毛布団は10~15年
こうしてみると敷布団の寿命が一番短いように見えます。
敷布団の寿命が短いのは、掛け布団とは異なり、年中使っているからです。
掛け布団は季節によって変えますが、たいてい敷布団は同じものを使いますよね?そのため、敷布団の寿命は掛け布団に比べて短いのです。
私は敷布団の寿命が短いと知ってから、敷布団を丁寧にお手入れしようと思いました。
敷布団が変わると寝心地がかなり変わります。
今使っている敷布団を少しでも長く付き合えるようにお手入れを頑張りたいと思います。
布団や畳の寿命をのばす方法
布団や畳はとにかくジメジメさせないことが、寿命をのばす秘訣です。
布団の下にすのこを敷き、なるべく乾燥している状態を維持しましょう。
天日干しすることも効果があります。
畳も年に1~2回は天日干ししてあげましょう。
乾燥している季節の天気の良い日がオススメです。
畳を天日干しするのはなかなか面倒くさい作業ですが、するとしないではかなり状態が変わってきます。
畳を外に干すときには直射日光に当たらないように日陰に干すか、畳に布をかける
そうすることで畳の日焼けを防げます。
畳や布団を乾燥させることはダニ対策にもつながるので、やっておいて損はないと思います。
私は毎年畳を天日干しするとき、いつも直射日光に当てて干していました。
その方がダニが駆除できるような気がしたからです。
何年も続けていたら畳が黄ばんできてしまい、劣化して見えます。
このときになってようやく畳を干すときには直射日光に当ててはいけないのだと知り反省しました。
それ以来日陰に畳を干すようになりました。
まとめ
- ダニの寿命は2?3ヶ月程度。生涯に50~100もの卵を産みます
- ダニは種類が違えど、どこにでもいます。全てのダニが人を刺すわけではありません
- 畳や布団などにダニが多いのは、湿度が高いからです
- 畳の寿命は10年ほど。敷布団が3~5年、掛け布団は5~10年です
- 畳や布団はとにかくジメっとさせないようにしましょう
今回はダニの生態、布団や畳の寿命、ダニが発生しにくくする方法などを紹介しました。
ダニ刺されのかゆみをもう2度と味合わないように、畳や布団のダニ対策をかかさないようにしましょう。