大人と違う?子供のダニに刺された跡を早くきれいに治す方法!

湿気の多い時期、朝起きたら赤いぷつぷつ、かゆみがある。
これはダニに刺された症状です。

大人なら跡になるから我慢しなさい!で済みますが、私の子供はまだ3歳。
ダニに刺されたら1週間くらいかゆみが続いてしまうそうです。

掻いてしまうと赤みが広がってしまうし、跡が残ってしまう可能性がある。
寝ても起きてもかゆいところを触っている子供をみるとかわいそうです
はやくかゆみをとってあげたい!楽にしてあげたい!

そしてきれいになおしてあげたい!そんな方に読んで欲しいです。
この記事を読んだらお子さんがかゆみを気にせず、ゆっくり寝られるようになります。

大人と違う!子供のダニ刺され跡

晴れた日にしっかり布団を干すと気持ちよく寝られます。
昨日は私も子供もぐっすり寝ていました。

朝も元気に起きてきて「おはよ」と。
しかし今日の朝は、、、、「かゆい」と。
布団も干したし、シーツも掛布団カバーも洗濯した。

かゆいはずはない。
よくよくみると子供のふとももや二の腕に赤いぷつぷつがある。
これはダニに刺された跡だと気が付きました。

ダニは人間の皮膚が柔らかいところを刺す

子供の皮膚、特に乳児は大人の半分程度の皮膚の厚さしかない。

大人よりダニに刺されやすい

また皮膚が薄いということは刺された時の炎症やかゆみもでやすいです。
大人が大丈夫だからとダニがいないと思っても、子供は刺されてしまいます。

もう一つ大人と子供で違うことがあります。
一回ダニに刺されるとダニに対する抵抗力ができる。
これを免疫と言います。

大人は何度も刺されていたり、免疫機能自体がしっかりしているので刺されても場合によってはぷつぷつができなかったり、腫れなかったりします。

子供の場合はダニに対してだけではなく、免疫機能自体が弱いです。
そのためすぐに反応が出ずに、刺されてから1日たって症状が出ます。

これを知っておかないと、いつどこでダニに刺されたのか?という原因を間違えてしまう可能性もあるので注意して下さい。

また免疫機能が弱いということは大きく反応が出た後に治りづらいということです。
子供のダニ刺され跡に関して不安が増してしまったかもしれません。
最後まで読んでその不安を無くしてください。

ダニ刺され跡、掻いてはダメ!

「かゆい~かゆい~」と泣きながら子供が訴えている。
子供は皮膚も薄いし、免疫も弱いので大人よりかゆい。

そんなこと子供がわかるわけないので余計にかわいそう。
かゆいのかゆいの飛んでけー!とそんなのは気休めにもなっていない。
ムヒを塗ってあげると一時的には収まるみたいだが、数時間するとまた皮膚をかいている。

だんだん赤いところが広がって、皮膚もカサカサしている気がする。
子供の頃に掻いてはダメ!と言われたことは絶対あるはず。
ダニに噛まれてなぜかゆくなるのか?

  1. ダニに噛まれて皮膚が傷つくと炎症が起こる
  2. 炎症を収めようとする物質が放出される
  3. その物質がかゆみを引き起こしている

つまりかゆみの原因は皮膚が傷つくこと。

かけばかくほど炎症はひどくなりかゆみはひどくなる

またかゆみを感じる神経も増えたり、延びたりすることで弱い刺激にも過敏になりどんどんかゆみを感じやすくなります。
掻いてはダメ!というのはしっかり理由があったようです。

またダニのフンや死骸に含まれるタンパク質から体を守ろうとする働きによっても、かゆみが強くなるため、できたらシーツやカバーをすぐ変えてあげたほうが良い。

しかしそれが出来ない時もあるので、パジャマを変える、シーツやカバーの上にタオルを敷いてあげるとかゆみを増やす原因を減らしてあげられます。

ダニに噛まれた反応はおおよそ1週間続く。
掻いてしまうとよりかゆみがひどくなってしまう。

かゆみがひどくなる原因をできるだけ減らして、かゆみ止めも適度に塗ってあげて子供が
かゆみで苦しまないよう、またできる限り掻くことがないようにしてあげて下さい。

ダニ刺され跡を残さないで治す方法

ダニに噛まれると炎症になるのは簡単に言うと傷ができているということ。

小さな傷であれば跡も残らないですが、大きな傷や治るまでに時間がかかった傷が跡になってしまうことは想像できると思います。

前の章で書いたように、子供が?き続けてしまうとそのダニに噛まれた傷と炎症の反応はどんどん悪化してしまう。

つまり、ダニに噛まれた傷が跡になってしまう可能が増えます。
かゆみ止めを使って一時的にかゆみを減らしてあげても、すぐに?いてしまう。

ではどうやったら根本的に治るのか?
前の章で説明した「炎症が起こるとそれを収めようとする物質が放出される。」というところを解決する必要があります。

  • 炎症に対する薬:副腎皮質ステロイド
  • 収める物質に対する薬:抗ヒスタミン薬

もし花粉症やアレルギーをお持ちで薬を使う方は抗ヒスタミン薬という薬の名前を聞いた事があると思います。

またドラッグストアに行って、虫刺されやアレルギーの商品棚を見るとPOPやパッケージに必ず書いてあります。

そのためかゆみ止めですぐに効果が切れてしまう場合は抗ヒスタミン薬と書かれた、塗り薬を試して下さい。
かゆみ止め:多くのものに抗ヒスタミン成分が含まれている薬



それでもどうにもならない場合は炎症自体を止めてしまう副腎皮質ステロイド。
これは非常に強い薬で子供に対しては副作用が出てしまうこともあるので、使う時は可能
であれば皮膚科の医師に相談することをおすすめします。

かゆみは薬で早くから対処できることがわかりました。
しかしかゆみが収まっても、ダニに刺された跡が残ったら嫌ですよね?

跡が残るのは“色素沈着”が原因です。

太陽の光から肌を守るために黒質メラニンという物質が皮膚の中で作られています。
本来は一定周期で黒質メラニンは排出されますが、掻き続けてしまい皮膚が傷つくと黒質メラニンが残ってしまい、色素沈着が起こることでダニ刺され跡が残ってしまいます。

つまり薬を使って早く治すことがダニ刺され跡を残さないようにする方法

また日焼けをしてしまうことも色素沈着を起こしやすくしてしまうので、ダニ刺され跡が治るまでは紫外線に長時間当てないように長袖を着せたり、日焼け止めを塗ったり工夫してみて下さい。

まとめ

  • 子供は皮膚が薄く、ダニに刺されやすい。また刺された時の炎症やかゆみも出やすい
  • かけばかくほど炎症はひどくなりかゆみはひどくなる
  • かゆみ止めが効かないときは抗ヒスタミン薬。日焼けも注意

何度もダニ対策を行っても、どこかからダニは湧いてきてしまいます。

そしてかわいそうなことに皮膚が薄い子供はダニに刺されやすくて、その反応も出やすいためにかゆみも大人より強く出てしまう。

掻くことでよりかゆくなるし、跡が残ってしまう可能性も高くなる。
塗り薬と日焼け対策で早くきれいに治してあげましょう。