
湿疹が腕や背中などにできると気になりますよね。
私はこのかゆみの原因が分かるまで、考えてしまいます・・・。
この湿疹は、蚊に刺されたのか、ダニに刺されたのか、あせもなのか。
どの虫に刺されたのか、かぶれまたはあせもなのかの見分け方をご紹介します。
どの程度の湿疹で病院へかかった方がいいのかの基準なども合わせてご紹介したいと思います。
ダニ刺されに似たかゆみを伴う湿疹
あせも
少しダニ刺されに似ています。
汗をかいたとき、いつまでも汗がついた状態が続いていると湿疹ができる。
比較的子供に出来やすいですが、大人や高齢者にも出ます。
小さな湿疹が、汗が長時間付いていて蒸れた部分にだけできるので見分けやすい。
汗に触れていた部分が広範囲だと、湿疹も広範囲にできる可能性アリ。
蚊に刺され
最もダニ刺されに似ているのは、蚊に刺された跡。
腫れ方がよく似ています。
一つだけ違うのは湿疹のかゆみ。
ダニ刺されは、かゆみが長く続きます。
また、かゆみが強いです。
ダニ刺され
上に書いたように蚊に刺されたときと同じような腫れ方です。
かゆみが長引き、蚊に刺されたときよりも強めのかゆみが特徴。
蚊に刺された時よりも傷跡が長く残ります。
マダニ
マダニは目で見ることができるダニです。
草むらなどに生息しています。
布団などにいるダニと異なるのは、ずっと皮フにくっ付いて血液を吸うところです。
マダニを取ってから1日ほど経つと、蚊に刺されたときの4~5倍腫れます。
かゆみもダニと同じくらいあります。
マダニが体に付いている場合は、自分で取ろうとはせずに病院でとってもらようにしましょう。
蚊、ダニ 、マダニに刺されたかゆさを順位づけすると、ダニ、マダニ、蚊の順番になります。あくまで私個人の感覚です。
ダニの場合、体のいたるところを刺されてしまうと、その周りが痒くなる傾向がアリ。
どこか1箇所がかゆくなると他の箇所も連動してかゆくなってしま場合も。
その連動が止まらなくなると辛いです。
背中を刺すダニの種類は?
布団にいるダニで吸血したり噛み付くのはツメダニとイエダニという種類です。
ツメダニは吸血しません
たまに誤って人に噛み付いて体液を吸うことがあります。
刺咬症の原因になります。
ツメダニは主に布団が接している体の部分に噛み付きます。
背中など体の柔らかくない部分に湿疹ができた場合は、ツメダニに刺された可能性が大。
このツメダニは、チリダニやコナダニといった他のダニを捕食して生きているんです。
イエダニは吸血します
もともと動物の血液を吸って生きているため、人も吸血の被害に遭います。主に吸血するのは夜間です。
イエダニが刺すのは体の太ももや二の腕といった、体の柔らかい部分。
私も布団にイエダニが大量発生した時には、太ももや二の腕お腹などの柔らかい部分をよく刺されていました。
はじめのうちはこれがダニ刺されによる湿疹だとは、気が付きませんでした。
ただかゆいだけじゃない?ダニ刺されで病院へ行った方がいい場合は?
布団のダニに刺されたとき、広範囲にわたって湿疹が広がる場合や、かゆみが強い場合は病院へ行った方がいいです。
虫刺されは、虫刺症、虫刺性皮膚炎という病名が付きます。
病院へかかり、かゆみのレベルに合ったかゆみ止めを処方してもらいましょう。
病院ではかゆみ止めの内服薬を処方してもらうことができるそうです。
私が病院へ行ったときには、かゆみ止めを処方してもらいました。
思っていたよりもかゆみ止めが効いたので、病院へ行ってよかったです。
かゆみとおさらば。布団のダニ刺されをなくす方法
ダニは湿気を好むため、寝室をこまめに換気しましょう。
または、布団乾燥機をかけても効果があります。
布団を定期的に掃除機をかけることでも効果があります。
ダニにとってエサとなる人から剥がれた皮フなどを、定期的に掃除機で吸うことでダニの繁殖を抑えられます。
すぐさま布団にいるダニをどうにかしたい場合には、コインランドリーで乾燥機にかけるとダニを撃退できます。
ダニは熱に弱いため、乾燥機で20~30分程度熱されると死滅します。
ダニの死骸をそのままにしておくとアレルギーの原因になることがあります。
私はダニが増えてくる6~8月の間は、月に1回程度コインランドリーにて、布団を乾燥機にかける予定にしています。
1ヶ月に一回程度は布団を乾燥機にかけることで、ダニ刺されはほとんどなくなりました。
まとめ
- ダニ刺されに似た湿疹は、あせも、カ、ダニ、マダニなど種類があり
- 背中を刺されたのであれば、ツメダニに刺された可能性が大
- ダニに刺された部分の湿疹のかゆみが強い場合は迷わず、病院へ
- コインランドリーで乾燥機をかけると一発でダニを死滅できる
今回はダニ刺されに似た湿疹の種類や、ダニ刺されで病院へ行った方がいい場合などを紹介しました。
継続することは大変ですが、定期的にダニ対策をしてダニ刺されのない生活を送りましょう。
乾燥機にかけた後はしっかりと、ダニの死骸を掃除機で吸うようにしましょう。